福岡管区気象台は24日、長崎県を含む九州北部地方が梅雨明けしたとみられると発表した。平年と比べ5日、昨年より15日遅かった。
同気象台が梅雨入りを発表した6月26日から今月23日までの降水量(速報値)は、台風5号などの影響で福江883.5ミリ(平年比170%増)、五島上大津835.5ミリ(同177%増)、有川779.5ミリ(同137%増)など平年を大きく上回り、ほかは長崎559.5ミリ(同69%増)、佐世保373ミリ(平年比同)などだった。
長崎地方気象台によると、県内は24日、太平洋高気圧に覆われ、各地で気温が上昇した。最高気温は島原で33.8度、大村と有川で31.4度、長崎で31.0度を観測するなど、県内8地点で真夏日となった。
諫早市飯盛町の人工海浜「結の浜マリンパーク」では、海水浴を楽しむ家族連れなどでにぎわった。
長崎県 梅雨明け 平年より5日遅く
- Published
- 2019/07/25 00:10 (JST)
- Updated
- 2019/07/25 11:02 (JST)
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