コスパ最強のベイトリール
イシカワ
まっちゃんさん、たまにオフショアに行くんですがオススメのベイトリールってあります?
釣り好き!まっちゃん
そうですね~。あっ、ちなみに用途とご予算はどれくらいで考えていますか?
イシカワ
タイラバにタチウオに根魚にサビキにイカメタルに……、もう何にでも!あと予算は1万円以内で……そんな夢のような話ないですよね……。
釣り好き!まっちゃん
イシカワさん、諦めたらそこで試合終了ですよ(ほぉ~ほっほっほっw)
イシカワ
えっ、ぜひ教えてくださいまし!!
その名は、「レッドマックス船3」
無茶な編集部イシカワ氏のワガママに応えてくれるのが、アブガルシアの「レッドマックス船3」。
オフショアで小・中型クラスのターゲットを狙え、しかも1万円でおつりが来る実売価格です。
そこで今回は、釣り好き!まっちゃんが約2年間使い倒しているレッドマックス船3の使用感を教えちゃいますよ!
基本スペック
自重:222グラム
ギア比:7.1
ライン巻取り:74センチ
ラインキャパシティ:PE1.0号200メートル
ボール/ローラーベアリング:3/1
レッドマックス船3の“ココが凄い”
「値段が安いからボロなんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません!
ロケットクラッチが超便利
クラッチを切り、ラインをフリーの状態(仕掛けを落とす状態)にするとハンドル横の金具が浮き上がります。
この金具を押し込むとクラッチがつながるため、片手持ちでも底取りできたり、急なアタリに対応できたりします。
握りやすいロングハンドル
ボディはコンパクトなのに、ロングハンドルと大型のラウンドノブが装着されています。
ハンドルの好みは人によって異なるかもしれませんが、シンプルに”握りやすい・力強く巻ける”ところにメリットを感じています。
耐久性が◎
私自身「数回使えればいいかな」と思い購入したのですが、2年たった今でも故障や釣行時のトラブルは無く、巻き心地もスムーズです。
想像を超える耐久性は、最大の長所だと思っています!
こんな釣りに使ってみました
月に2回程度のオフショア釣行を愛機レッドマックス船3で楽しみ、様々な魚と出会うことができました。
釣り好き!まっちゃんがレッドマックス船3を使っている釣りと、釣果を紹介します!
マダイ(タイラバ)
1号200メートルのラインキャパとダブルハンドルの組み合わせは、タイラバにピッタリのスペックです。
100グラムオーバーのオモリも問題なく操作でき、フォール中のアタリもロケットクラッチでしっかり乗せられます。
中型青物・タチウオ(ジギング)
150グラムほどのメタルジグをシャクっても全然問題はありません。中型の青物程度なら、難なく上げられます。
タチウオジギングでは、フリーフォール中のアタリをロケットクラッチで掛けられるので、リーダーカットも防げますよ!
根魚・フラットフィッシュ(ワインド)
マグネットブレーキが付いており、キャストもできるのでジグヘッドとワームを使ったボトムワインドもできちゃいます。
マゴチ程度なら、パワーに不足は感じませんよ。
ケンサキイカ(イカメタル)
自重が222グラムと軽いため、繊細なイカメタルにも使っています。フリーフォール中の繊細なアタリにはロケットクラッチが活躍。
カウンターはついていないので、塗分けのPEラインを使ってくださいね。
アジ(船サビキ)
ルアー釣りだけではなく、もちろんエサ釣りにも使えます。
手軽に楽しめるアジのサビキ釣りでも大活躍! 30号を超える錘も楽に巻き上げてくれますよ。
あえて弱点を言えば……
オールマイティー過ぎるレッドマックス船3ですが、長く使っていると弱点もわかってきました。
注意点を交えながら感じたことをご紹介します。
ここは要注意
釣行毎に水洗い・乾燥・オイル塗布を行っていましたが、ロケットクラッチのメンテナンスが甘く、軽い塩噛みが発生してしまいました。
便利な反面、海水が侵入しやすいので、メンテナンス時はしっかり洗浄・乾燥させましょう。
ドラグ音が欲しいかな
これは性能には全く関係ありませんが、ドラグ音が鳴らない仕様です。ドラグ音を楽しみたい方には、物足りないかも知れません。
この価格帯にドラグ音を求めるのは酷かもしれませんが、次期モデルには期待したいですね。
値段以上の価値がある!
金額的にはエントリークラスの小物両軸リールですが、基本性能・汎用性の高さは天下一品です。
せひこの機会に、手に取ってチェックしてみて下さい!
釣り好き!まっちゃん
イシカワさんどうですか?物欲が湧いてきたでしょ?
イシカワ
み、右手の指が勝手に……!!