長崎くんち 振興へ寄付 創立50周年記念し法人会

四元副会長(右)から目録を受け取る高橋副会長=長崎市桜町、長崎商工会館

 公益社団法人の長崎法人会(森拓二郎会長)はこのほど、創立50周年記念事業として、「長崎くんち」を支えている長崎伝統芸能振興会(宮脇雅俊会長)に50万円を寄付した。
 長崎法人会は1969年11月設立。長崎税務署管内(長崎、西海、西彼長与、時津の2市2町)の事業所の約4割に当たる約3800社が加入している。
 記念事業として、10月12日に諫早市で少年サッカー教室を、11月15日に長崎市で式典と高田明V・ファーレン長崎社長の講演会を開催する(いずれも8月から一般参加者を募集予定)。公益4団体に総額350万円を寄付する。
 長崎市内で贈呈式があり、長崎法人会の四元永生副会長から目録を受け取った同振興会の高橋市郎副会長は「傘鉾(かさぼこ)やシャギリ、奉納踊りに十二分に活用したい」と感謝を述べた。

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