エンゼルスが今季の「フリーウェイ・シリーズ」に全勝

【エンゼルス3-2ドジャース】@ドジャー・スタジアム

お互いの本拠地球場が1本の高速道路で結ばれていることから「フリーウェイ・シリーズ」と呼ばれるエンゼルスとドジャースの対戦は、日本時間7月25日の試合が今季最終戦となり、エンゼルスが3対2で勝利を収めた。エンゼルスは、今季ドジャースに対して4戦全勝となり、「フリーウェイ・シリーズ」の4試合をスイープ。「フリーウェイ・シリーズ」がスイープとなるのは、インターリーグ(交流戦)導入初年度の1997年にドジャースが4戦全勝を記録して以来であり、エンゼルスにとっては球団史上初の「フリーウェイ・シリーズ」のスイープとなった。エンゼルス先発のハイメ・バリアが5回1失点で今季4勝目(3敗)、6番手のハンセル・ロブレスが今季16セーブ目をマーク。ドジャース先発のロス・ストリップリングは5回2失点で今季4敗目(4勝)を喫した。

初回にコール・カルフーンのタイムリー二塁打で先制したエンゼルスは、4回表にカルフーンの23号ソロで1点を追加。直後の4回裏にジャスティン・ターナーの14号ソロで1点を返されるが、6回表にはデービッド・フレッチャーのヒット&二盗と捕手オースティン・バーンズの悪送球で無死三塁のチャンスを迎え、マイク・トラウトの犠牲フライでリードを2点に広げた。その後、6回裏にコリー・シーガーのタイムリーで1点差に詰め寄られたが、7回裏を4番手のテイラー・コール、8回裏を5番手のキャム・ベドロージアン、9回裏を6番手のロブレスが無失点に抑えて逃げ切り。ベンチスタートとなったエンゼルスの大谷翔平は、8回表にコールの代打として登場し、ドジャース4番手のペドロ・バイエズから四球を選んだ(打率.300)。

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