【MLB】元阪神ロサリオ、3Aで1戦3発&打率.318と大活躍 高まる評価「素晴らしい存在」

昨季は阪神に在籍していたツインズのウィリン・ロサリオ【写真:荒川祐史】

ツインズ傘下3Aロチェスターで活躍、打撃コーチは評価「細かい適応をしている」

 昨季限りで阪神を退団したウィリン・ロサリオ内野手が、ツインズ傘下3Aロチェスターで活躍を続けている。23日(日本時間24日)のオリオールズ傘下3Aノーフォーク戦では、3本塁打7打点の大暴れ。チームの打撃コーチは「素晴らしい存在」と絶賛している。

 ロサリオは「4番・DH」で出場したノーフォーク戦で、2回の第2打席で11号2ランを放つと、4回の第3打席では適時二塁打。さらに、6回の第4打席で右中間に12号ソロを放ち、8回の第5打席では2打席連続本塁打となる13号2ラン。この試合、5打数4安打3本塁打7打点の大爆発だった。

 翌24日(同25日)のノーフォーク戦でも4打数3安打2打点と活躍したロサリオ。今季成績は71試合出場で打率.318、13本塁打、60打点と堂々たるものとなっている。2011年にロッキーズでメジャーデビューし、強打の捕手としてMLB通算447試合出場、打率.273、71本塁打、241打点という実績を持つが、阪神では思うような成績を残せず1年限りで退団。しかし、4年ぶりの米球界復帰でメジャー復帰へ向けて猛アピールを続けている。

 マイナーリーグ公式サイトが組んだロサリオの特集記事では、ロチェスターのバレンティン打撃コーチが「彼にはプラン通りに行くように伝えていた。実行してくれて良かった。プランは毎打席必要なものだから。彼は素晴らしい選手だ。ベテランで、細かい適応をしている。彼はフィールド上でもクラブハウスでも、チームにとって素晴らしい存在だ」と絶賛。その存在感はロチェスターで際立っている。(Full-Count編集部)

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