スイーツ観光「或る列車」 ハウステンボス-博多 初運行 10~12月 4日間に計8便

大村線を走る「或る列車」=東彼東彼杵町(JR九州提供)

 JR九州は25日、スイーツ観光列車「或(あ)る列車」をハウステンボス-博多で初めて運行すると発表した。10~12月の4日間に計8便を走らせる。同社は、うち3便を26日午前11時に発売する。
 同社によると、或る列車はこれまで海山の眺望を楽しめる長崎コース(大村線)と大分コース(久大線)で運行してきたが、福岡在住者にもハウステンボスへの道中を楽しんでもらおうと企画した。
 運行日は10月18日、11月15日、12月3日、同20日。午前便はハウステンボスを午前11時8分ごろ発、博多に午後1時54分ごろ着。午後便は博多を午後3時50分ごろ発、ハウステンボスに午後6時55分ごろ着。
 このうちJR企画分は10月18日の午前・午後便、11月15日の午後便。片道切符とスイーツ、ドリンク代を含む旅行代金は2万6千~3万8千円。乗客全員に特別記念乗車証を贈る。ほかの便は旅行会社が団体旅行として販売する。
 申し込みは、或る列車のツアーデスクかホームページから。10~12月の土-月曜を中心に運行する長崎-佐世保のコースも販売中。
 ツアーデスク(電092.289.1537)。

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