台風6号 熱帯低気圧になっても注意

台風6号は、今日中に熱帯低気圧となる見込みです。この台風は元々あまり勢力が強くないので、台風でも熱帯低気圧でも差は小さく、注意点も変わりません。
台風周辺と、その東側で暖かく湿った空気が流れ込むため、非常に激しい雨が降りやすい状態となります。あすにかけて近畿から関東を中心に、山沿いでは局地的に降り続いて雨量が多くなるおそれがあります。平地でも、急な激しい雨や、落雷・突風などに注意して下さい。山や海に出かける方も多いと思いますが、雨が降っていなくても天気は急変するので、無理をしないよう心がけましょう。
そしてあしたの午後は、上空に寒気が流れ込むため、大規模な雷雨となるおそれがあります。台風や熱帯低気圧が去ったとしても、注意が必要です。

気象予報士・渡辺 正太郎

画像について:27日午前9時の予想天気図。

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