F1第11戦ドイツGPはメルセデスのモータースポーツ活動125周年記念の看板がいたるところに。次は130周年記念をどこかでやる機会があるのでしょうかね……。今回もムッシュ柴田氏が現地の様子をお届けします。
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1年前のレポートを読み直すと、あの時のドイツも「暑い、暑い」と騒いでたんですね。でもせいぜい、日中の最高気温は30℃でした。
ホンダのエンジニアとちょうどコース下見から戻って来たところで、やはり炎天下のコースを1周してきたようには全然見えない、余裕の表情でした。
ん?もしかしてホッケンハイムかハンガロリンクで、FP1に出場する?なんて先走ってしまいましたが、まったくそういう話ではなく。
翌日、ホンダの山本雅史マネージングディレクターといっしょのダブル山本状態で、今回の訪問目的、その前にファクトリーで体験してきたこと、そして今後どうして行くのかなどなど、みっちり語ってもらいました(別項のインタビュー記事をお読み下さいませ)。
山本選手のF1挑戦に関しては、30歳超という年齢問題は確かに避けて通れないでしょう。でも今回改めて彼の人間として十分に成熟した佇まいと頭の良さ、そして衰えない情熱に触れて、若ければいいってもんじゃないとつくづく思いましたね。