自民党神奈川県連、参院選の報告会 衆院選に向け課題共有 

自民党県連が参院選の報告会を開いた

 自民党神奈川県連は27日、横浜市内で参院選の報告会を開いた。4議席を巡り14人が争った神奈川選挙区でトップ当選した島村大氏の選挙戦を振り返り、次の国政選挙となる衆院選に向けた課題を共有した。

 小此木八郎会長(衆院神奈川3区)は選挙への支援に謝辞を述べた上で、「厳しいまなざしや安倍政権を応援してくれた空気を感じながら、次の衆院選に向けて過信せず対応していきたい」とあいさつ。島村氏は低投票率を悔やみながらも、「トップ当選は事実。次の6年間で令和の時代に合った社会保障制度にするための改革を進めていく」と2期目の決意を述べた。

 報告会には、県連所属の国会、地方議員をはじめ、党員ら約120人が出席。国会議員からは、若者や無党派層の取り込みに向けて会員制交流サイト(SNS)の積極活用を強調する声が相次いだ。

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