気象庁は29日午前、関東甲信地方で梅雨明けしたとみられると発表した。
今後、一週間程度は晴れる日が続き、厳しい暑さとなる見通し。
関東甲信の梅雨明けは平年と比べ8日遅く、昨年と比べても30日遅くなった。
これは今月、梅雨前線が本州付近に停滞し、くもりや雨の日が続いたことに加え、先日の台風6号や台風から変わった熱帯低気圧の影響で梅雨明けが見送られていた。
梅雨期間の雨量は各地で平年を上回り、千葉県銚子市では平年の2倍にあたる526ミリの雨が降った。
また、群馬県前橋市では平年の1.5倍となる480.5ミリ、東京都心でも平年を大幅に上回る418ミリの雨量となった。
なお、梅雨明けは季節現象のため、平年すると5日程度、天気が移り変わる時期がある。
また、夏の天候によっては9月の見直しにより、梅雨明けの日が変更される場合がある。