落語家・滝川鯉斗 お盆は故郷・名古屋で真打昇進披露

名古屋市出身の落語家、滝川鯉斗(こいと)が、8月13日から15日まで名古屋・大須演芸場で行われる落語芸術協会名古屋公演などについて語った(東海ラジオ『源石和輝 ひるカフェ』7月26日112:00~)

鯉斗は2005年に滝川鯉昇に弟子入りし、今年真打に昇進した。前座時代は、当時人気だったテレビドラマ「タイガー&ドラゴン」のモデルと言われたことも。一門の春風亭昇太もその話題で後輩を盛り上げてくれたらしい。修業時代には、昇太のかばん持ちを担当したこともあり、目をかけてくれたようだ。

その昇太は落語芸術協会会長に就任。鯉斗たち周りの人間たちは、昇進の動きは「なんとなく感じていた」ようだが、その一方、結婚に関しては「まったくのノーマーク」だったらしい。一門の兄弟子のことも楽しそうに話した。

鯉斗は、野球、サッカーなどスポーツ万能少年で、若いころからバイクやサーフィンを楽しんできた。サーフィンは、愛知県の伊良湖や茨城の大洗で楽しんでいる。落語とサーフィン、イメージが結び付きにくいが、サーフィンのことも実に楽しそうに話す鯉斗。「いい波に乗れたときは、自然と一体になって、見える景色が本当にきれい。波の表面はツルツルしている」。

真打になって堂々とした雰囲気も出てきた鯉斗。故郷・名古屋でのお目見え、その場所は大須演芸場。若い頃、師匠に付いて訪れた思い出多い場所でもある。そんな思い出のキーワードは「バルサン」。歴史ある小屋らしい当時のエピソードもなかなかユニークだ。

名古屋市出身の落語家の真打昇進は、三遊亭円丈以来41年ぶり。8月13日から15日まで大須演芸場で開催の落語芸術協会名古屋公演、故郷に錦を飾る滝川鯉斗は8月14日に出演予定だ。

源石和輝 ひるカフェ

放送局:東海ラジオ

放送日時:毎週日曜~木曜 24時00分~24時00分

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