東海道線電車、点検中に100メートル動く 運転士がミス

 29日午前6時ごろ、茅ケ崎市元町のJR茅ケ崎駅構内で、運転前の点検中だった東海道線の回送電車が小田原方面に約100メートル移動するトラブルがあった。JR東日本横浜支社によると、湘南ライナー上り2本が運休、相模線上下4本が最大で約20分遅れ、約3千人に影響した。

 同支社によると、運転士が手順を誤り、車輪止めを外してから点検を行ったのが原因。現場はやや傾斜しているという。

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