景品交換所従業員をバールで殴り骨折負わせ850万円奪う

泉署

 横浜市泉区のパチンコ店の景品交換所で5月、現金約850万円が奪われた事件で、泉署は29日、強盗致傷の疑いで、横浜市港南区野庭町、建設業の男(42)を逮捕した。

 逮捕容疑は、5月30日午前9時55分ごろ、同区和泉が丘1丁目の景品交換所で、男性従業員(48)の上半身をバールで複数回殴るなどの暴行を加え、鎖骨骨折の重傷を負わせた上、現金約850万円が入ったバッグを奪った、としている。容疑を認めているという。

 署によると、開店前に景品交換所に入ろうとした男性に、同容疑者が背後から暴行を加え、男性が持っていたバッグを奪って逃走。約1時間半後、東京都大田区の路上で警察官の職務質問を受けた際に車を発進させてパトカーに衝突させたとして、公務執行妨害容疑で、同日中に警視庁に逮捕されていた。

© 株式会社神奈川新聞社