今回は頂いたコメントの一部に回答します!
TSURI HACKアンバサダーの内田です。
今回は私の記事宛てに頂いたコメントについて回答していきたいと思います。
全部という訳にはいきませんが、私なりに応えれる範囲で書いていきますね!
筆者の紹介
内田聖
愛知県在住。愛称はウッチーダ。仕事・家庭・釣りと3足のわらじを履き、日々奮闘中のサラリーマンアングラー。
APIAではプロスタッフ、BlueBlueではフィールドテスターと2社を兼任。イベントなどではトークショーを担当することも。
メインターゲットはシーバス。チニングやメバリングなど、季節に応じたターゲットを追っています。
TSURI HACKではHowtoや最新の釣り動向、時には編集部の無茶ぶりをテーマに、楽しく・わかりやすく執筆していきます!
質問①結果が出るまでの期間
シーバスは初めて行ってすぐ釣れる! という魚でもないですよね。僕も最初の頃はボウズばかりでした……。
結果が出たのは3回目の釣行
シーバス釣りは「やってみよう!」と思って3回目の釣行で釣れました。45センチくらいのシーバスでしたが、かなり嬉しかったです。
ルアーは釣具屋さんのカゴに大量に入れてある無名のミノーでしたね。この1匹は今でも思い出に残る魚でした。
その後は仕事が終わってから、会社の先輩とシーバス狙いで河口へ通っていました。「今日は速く仕事片付けるぞ!」って感じでとてもわくわくしていたのを思い出します。
その1匹が釣れてからしばらく釣れない日々が続きましたが。
その頃は他にもっと楽しいって思うこともなかったですし、シーバスフィッシングをする事で生活のバランスをとっていたのだと思います。
シーバスもベイトや潮回りなど、すごく条件がいい日に当たれば簡単に釣れることもあります。
タックルを持っていれば、また気が向いた時にさくっとやってみる事ができます。まずはそれくらいで楽しめればいいと思います!
ワンポイントアドバイス!
私が初心者の頃はポイントを1か所に絞ってました。いわゆる地元の河口部で実績のある「明暗撃ち」です。
やはり初めは明暗がシーバスを釣る上で最も手堅いです。時間帯は仕事帰りに行きやすい夕マズメ。
できれば満潮くらいからエントリーし、下げ潮を狙うのがいいですね。
立ち位置は潮が流れる上流側。シーバスは上流から流れるベイトを明暗の暗い側で待ち構えています。
9センチ程度のフローティングミノーを明暗の上流側の明るい場所へ落として、まずは明暗の境をトレースするように巻いてみて下さい。
初めの頃は下レンジを攻めすぎて根掛かりすることも多いと思います。まずは浮いている活性の高いシーバスをミノーで捕るのがお勧めですね。
まとめ
・シーバス実績のある明暗部に絞って通う
・満潮からエントリーして下げ潮狙い
・立ち位置は上流側
・明暗境目を9センチフローティングミノーでトレース巻き
質問②スナップについて
現場でよく「スナップは何を使っていますか?」という質問を受けます。私なりの主観で書いてみました。
確かに壊れますが……
ずばり、あります。ただ、シーバスのファイト中にスナップが壊れてバレたという事はありません。
だいたい壊れるのはエイや巨鯉とパワーのあるロッドでファイトした時、もしくは根掛かりを強引に外そうとした時ですね。
スナップもいろんな種類のものがあります。強度や使い易さで自分のスタイルにあったものを見つける必要がありますね。
ワンポイントアドバイス!
私はシーバス・クロダイを狙うのに、evergreenさんの「E.G.ワイドスナップ」を使っています。特徴としては輪っかが大きいことと、軸が細めという部分ですね。
どちらも“ルアーの稼働域が広くとれる”というメリットがあります。どちらかと言えばアクションを重視したスナップを使用します。
強度は弱めですが、90センチのシーバスも問題なくキャッチできています。
太軸になるほど強度は上がりますがアクションの再現が低くなります。大事なのはタックルの“トータルバランス⇒ですね。
例えば強いメインライン、強いリーダー、パワーのあるロッドでスナップだけ細軸にすると、伸びる要素が少ない分、スナップへダイレクトに負荷がかかり壊れやすくなります。
私の場合、シーバスを狙う時も比較的ライト調子で軽いものを使います。機動性や操作性、ルアーのアクションを重視するためです。
当然ドラグも緩めで、スナップも細軸を使います。
質問③電車通勤での釣行
ごめんなさい。私は車通勤なのです(笑)
なので、もし「私が電車通勤だったら」という前提で私なりに考えてみました!
ワンポイントアドバイス!
実現するには、まずはなるべく動きやすい服装にしますね。ワイシャツよりはポロシャツ、スラックスよりは少しストレッチの入ったパンツみたいなものがいいですね。
バッグは両手が使えるデイパックタイプにして、靴は少しカジュアルめなブーツ。釣り用に何かを持っていくというより「共用できる」方がいいですよね。
最近はクールビズなどの煽りで服装も自由度が出てきた気がしますが、そこは会社でも違うところが難しいですね~。
ロッドは5ピースなどバッグにも入るようにコンパクト収納できるものにし、リールはハンドルを外して専用ケースに入れるのがいいと思います。
ルアーは信頼のおけるTOP5をライトゲーム用の小さなタックルケースに入れましょう!
リーダーやスナップなどの小物類をバッグのポケットにしまったらこれで完成です。なんかイケる気がしてきました(笑)
質問④カラーチェンジ・ルアーチェンジについて
ルアーカラーは水質、周囲の光量、その年の傾向で使い分けています。ルアーは環境・状況で様々ですが、基本は流れとレンジに合わせることですね。
この質問にきちんと回答するには大量のページが必要なので、別で記事を考えていますよ!
ワンポイントアドバイス「カラーチェンジ編」
ルアーのカラーはいろんな考え方があるので「これ!」という説明は難しいです。
私が考えているのは水質・周囲の光量・その年の傾向です。
水質ですが、透明度が低くなるにつれアピールの強いカラーを使います。私のフィールドであれば、万年濁っていますので金系やチャートが中心です。
澄み潮はナチュラルなカラーからクリア系などがいいですね。同じことが周囲の光量でも言えます。明暗部などの明るい場所ほどナチュラル系・クリア系を使います。
ここまでは基本的な内容ですが、最近特に大事だなと思うのがその年の傾向ですね。
これは実釣の感覚ですが、“そのシーズンに強いカラー”があるんです。
しかもそのカラーが毎年同じでもないのです。これはなんらかの理由が絶対あるはずなのですが、条件が多すぎてたどり着けていません。肌感覚と結果論でもあります。
これは地道なカラーローテーションが必要なのですが、現地で会うアングラーとコミュニケーションをとって、情報交換をするといいですよ!
ワンポイントアドバイス「ルアーチェンジ編」
以前の記事でも書きましたが、流れの早い場所ほど動かないルアー。流れのたるい場所ほど動くルアーを使うようにしています。
流れのある場所ではナチュラルに。流れのない場所では存在に気づかせてリアクションバイトさせる感じですね。
またアクションの強いルアーは激戦区ほど見切られてしまうので、長時間の使用は避けるようにしています。
あとはレンジですね。超重要項目です!
表層系で反応がない時、違うアクションの表層系ルアーを入れても、そこまで変化は少ないでしょう。
しかし、レンジを変えるとたちまち反応する魚がいます。活性の高いシーバスほど上ずった個体が多いので上から攻めていきましょう。
人気のポイントはなんらかの理由でシーバスが高活性になる可能性が高いので、フローティングミノーで釣りやすいです。
反面、アングラーが多いので狙える場所や出る数に制約が生まれます。
逆に人気のないポイントほどシーバスの活性は低く、反応するアクション・カラー・レンジを見つける作業が必要です。
しかし、いろんな事が試せるという利点もあります! 腕次第で数を稼げるのは、後者かもしれません!
ご遠慮なく質問して下さい!
全てには応えられていませんが、頂いたご質問や応援メッセージには全て目を通させて頂いております!
また定期的に質問にも回答させて頂きますので、気になる事があればお気軽にコメント頂ければと思います。
さて、これからは個人的に大好きな「夏」です。釣果は少し落ちますが、夏ってだけでわくわくします。
熱中症には十分気を付けて素敵な「釣りライフ」を過ごしましょう!