大作の抽象画が40点 第43回二紀山口県支部展 8月2日から8月4日まで

▲昨年の様子

 二紀山口県支部による絵画展が、8月2日(金)から4日(日)まで、山口市民会館(山口市中央2)展示ホールで開かれる。午前10時から午後6時(最終日は5時)までで、入場無料。

 10月に東京・国立新美術館で開催される第73回二紀展に向けて研さんを積んでいる、山口県内在住会員20人が出品。油絵、アクリル画、テンペラ画など、作者の表現したい心象を静物に投影させた新作を中心に、約40点が展示される。

 山口市からは秋山泉さん、伊藤和子さん、臼杵裕世さん、河村康子さん、中山恵美子さん、藤村正子さんの6人が出品。50号から150号といった大作も並ぶ。

 最終日には、(一社)二紀会常務理事の立見榮男さんを講師に迎えて、会員らが互いの作品について論じ合う研修会も開催され、その様子は自由に見学できる。会員は研修会での意見を参考にしつつ、二紀展出品へと作品を仕上げていく。

 「大作が多く、見応えがあります。絵で表現することのおもしろさを感じてもらえたら」と同事務局(TEL083-922-4493)。

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