奈良のシカ問題第二弾 子どもにシカを叩かせ高笑いする母親 ネット小姑たちと大バトルを展開

どうしてそんなことを……

死亡したシカの胃の中から大量のビニール袋の塊が出てきたことを、奈良のシカの保護に尽力する「一般社団法人奈良の鹿愛護会」がツイッターに投稿したことが報じられましたが、またしてもシカにまつわる胸の痛む動画が、ツイッターに出回り話題となっています。

動画は、2歳前後の女児が芝生に座るシカに近づくと、体重をかけんばかりの勢いで振り上げた両手を鹿の背中に叩きつける様子が10数秒間映されているもの。シカは驚いたのか、女児の手元まで首を伸ばし、女児の手に噛みつこうとしているようにも見えます。

善悪の判断つかない年齢の子どものやることは仕方がないにせよ、気になるなるのは投稿主の対応です。

親らしき投稿主は、

<周りのみんなも笑っちゃうくらい、○○○(名前)は破天荒>

とコメントを添えており、動画の中でも「はははははは! あはははは! あはははははは!」と高らかに笑うのみ。

これにはネット上は、「あぶない! 奈良のシカ、結構暴れるのに!」「笑っている親がやばい」「こういう親って噛まれたら殺処分しろとか騒ぎそう」「修学旅行で奈良に行ったとき、同級生がシカに追いかけられて、怪我させられて救急車で運ばれて、その場で修学旅行が中止になったことがあるのを思い出した」「虐待レベル」との批判が相次ぎ、さらに投稿主の過去投稿も問題視されることに。

子どもの頭におもちゃの銃を突きつける画像や高速道路走行中らしき車窓から、子どもの上半身を出し撮影した画像、「子どもが卵アレルギーなんだけど、どーやって治したらいい?」という、専門家に尋ねることを強くお勧めしたい投稿などが発掘。

その結果、投稿主のツイッターにネット上から苦言が相次ぎましたが、彼女は逆ギレ。「動画を消したしもうせんとこうと思ってるのに、それ以上にぐちぐち言われる意味ある? 暇人陰キャ消え去れ」「ならお前が○○○(名前)の母親になれるんか? 調子に乗って軽く言うな」「おまえみたいなやつに、子ども育てられるわけないやん? ブスやし陰キャやし」などと応戦するに至ったのです。

「彼女の投稿を遡ると、子どもを可愛がっている様子が見てとれ、子どもの画像も可愛らしいのでうっかり癒されてしまいます。とはいえ、無知は罪。いつか大変なことが起きるのではとひやひやしてしまいます」(ママライター)

子どもの身の安全を守るためには、ツイッター上で苦言を呈する“ネット小姑”の意見にも、耳を貸した方がいいかもしれません。(文◎じゅる王)

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