窃盗、詐欺、覚せい剤…女性受刑者に長期密着。仮出所後に直面した現実とは

フジテレビ系では8月2日に「今日、刑務所を出ます。~やり直したいオンナたち~」(午後8:00)を放送。日本全国78ある刑務所のうち11カ所あるという女子刑務所から仮出所する3人の女性たちに、総密着日数553日間もの長期密着を行い、日本のテレビカメラとして初めて、受刑者の姿を刑務所の中から外に出るまでの一連を追う。

日本では毎年数万人の受刑者が刑務所から社会に出ている。出所する人々には、当然のことながら一人一人の人生があり、さまざまな事情を抱えて生きている。そんな出所者たちが刑務所から社会に出た後にいったいどのような生活を送り、どのようにして人生を再スタートさせているのか。恋のもつれで摂食障害になり、その結果、万引きをやめられなくなった窃盗の常習犯、親友から1.4億円もの金をだまし取った詐欺師、17歳で出産後、5度にわたって刑務所に入った覚せい剤の常習犯の3人の女性に密着。それぞれ犯したさまざまな罪で刑に服し、そして社会に出ることになった彼女たちには、いったいどのような人生が待っているのだろうか。553日にも及ぶ長期密着で、その壮絶でリアルな姿を映し出す。

プロデューサーのウエマツヨシキ氏は「われわれが一般的に思う“常識”や自然に身についたりする“価値観”や“物差し”があるが、そういった一般的な尺度とは違う価値観や考え方を持ってしまっている女性たちが、どうしたらこの先、道を踏み外すことなく生きていくことができるのか、見ている方々に考えてほしいし、こういう現実が実際あるのだということを見て何かを感じてもらえたら良いなと思います」と話している。

© 株式会社東京ニュース通信社