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31日にレアル・マドリーとのアウディ・カップを戦うトッテナム・ホットスパー。この数年で最も成長したクラブの一つに数えられる存在だ。
それを支える要素の一つが賢い補強。やや厚みが足りなくなるときはあるにせよ、必要な時に必要なことだけをして的確に戦力とインフラを強めてきた。
その中で、最も「お買い得」だった選手たちとは?投資を安く抑えられた11名の選手をベストイレブンで組んでみたぞ。
GK:ウーゴ・ロリス
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移籍金:1100万ポンド(およそ16億円)
トッテナムを次のレベルに高めた選手の一人ロリス。時にエラーも起こすものの、彼の能力はプレミアリーグでも屈指のもの。移籍の噂もあったが、彼が退団していたら代わりを調達するのに3倍の資金は必要だっただろう。
CB:ヤン・ヴェルトンゲン
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移籍金:1200万ポンド(およそ17.5億円)
アヤックスで活躍したベルギー人DFは2012年にトッテナムへやってきた。すでにイングランドでのプレーは250試合を超えており、ポチェッティーノ監督の下で不可欠なメンバーとなっている。いつかレジェンドとして送り出されるだろう。
CB:カイル・ウォーカー
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移籍金:400万ポンド(およそ5.8億円)
本来は右サイドバックだが、人員の関係でセンターバックに配置した。僅か400万ポンドでシェフィールド・ユナイテッドからやってきた彼はイングランド屈指のDFに成長し、マンチェスター・シティへ5000万ポンドで引き抜かれた。代表では3バックのストッパーもこなす重要な存在。
右SB:キーラン・トリッピア
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移籍金:350万ポンド(およそ5.1億円)
2015年にバーンリーからやってきたトリッピア。当初はウォーカーのサブだったが、ライバルの移籍によってチャンスを獲得。ポチェッティーノの信頼を勝ち取った。今季アトレティコに5倍以上の価格で買われた。
左SB:ダニー・ローズ
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移籍金:100万ポンド(およそ1.5億円)
リーズから彼がやってきたとき、まだ17歳の若者だった。深刻な怪我に悩まされもしたが、徐々にポジションを掴みチームの重要な戦力になっていった。これほど安い投資だったとは信じられない。
DMF:マイケル・キャリック
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移籍金:350万ポンド(およそ5.1億円)
ウェストハムが2部に降格しても残留を決断したキャリックであるが、昇格プレーオフに敗れたことでトッテナムへ移籍。マルティン・ヨル率いるチームをチャンピオンズリーグ出場に導き、1500万ポンド(およそ21.8億円)でマンチェスター・ユナイテッドへ去っていった。
CMF:デル・アリ
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移籍金:500万ポンド(およそ7.3億円)
交渉の勝利だった。3部で若くして活躍した彼をシーズン中に獲得し、一旦MKドンズにローンで送った。本格的にトッテナムへやってきてからは、すぐにセンセーショナルな活躍でチームの中心に。まさにバーゲンだった。
CMF:クリスティアン・エリクセン
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移籍金:1250万ポンド(およそ18.2億円)
彼より安かったファン・デル・ファールトやスコット・パーカーという選択肢もあったが、貢献度を考えればエリクセンの「お買い得」感は半端ではない。少し馴染む時間はかかったが、6シーズンに渡って多くのゴールとアシストを提供してくれている。
右SH:アーロン・レノン
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移籍金:100万ポンド(およそ1.5億円)
リーズから獲得されたレノン。この圧倒的な突破力を持つ快速ドリブラーは、トッテナムで300試合以上に出場し、2015年にエヴァートンへと移籍した。彼のプレーのインパクトはこれだけの安値であったことが信じられないほどのものだった。
左SH:ギャレス・ベイル
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移籍金:700万ポンド(およそ10.2億円)
サウサンプトンでまだプレミアリーグを戦ったことがなかったベイルを、トッテナムはやや高いとも思える額で買った。それは全く高くはなかった。ピッチ内での活躍も去ることながら、10倍以上の額でレアル・マドリーに売ることが出来た。
FW:ジャーメイン・デフォー
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移籍金:700万ポンド(およそ10.2億円)
2003年に700万ポンド+ボビー・ザモラという条件で獲得したデフォー。トッテナム最初の4年間で64ゴールを決める活躍を見せた。一度チームを去ったが、ポーツマスから復帰後更にゴールを量産している。
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なお、フォーメーションはこんな感じだ。これは間違いなく強い!かかった移籍金も6750万ポンド(およそ98.2億円)で、ベイル一人の売却額よりも安い。