【トレード】マルドナードが再びトレード アストロズ移籍へ

日本時間8月1日、関係者がMLB公式サイトのマーク・フェインサンドに伝えたところによると、アストロズはトニー・ケンプとのトレードでカブスからマーティン・マルドナードを獲得したようだ。今のところ、両球団からの正式発表は行われていない。

現在32歳のマルドナードは、メジャーでも有数のフレーミング技術を誇る守備型捕手として知られており、エンゼルス時代の2017年にはゴールドグラブ賞を受賞した経験もある。昨季途中にエンゼルスからアストロズへ移籍し、アストロズでは、その守備力に対して投手陣から高い評価を受けたが、今季も再びシーズン途中でアストロズに加入し、2年ぶりのワールドシリーズ制覇を目指すチームの一員として戦うことになった。今季は日本時間7月16日にマイク・モンゴメリーとのトレードでロイヤルズからカブスへ移籍しており、今回が2度目の移籍。2球団で合計78試合に出場し、打率.217、6本塁打、17打点、OPS.634という成績を残している。

一方、アストロズからカブスへ移籍することになったケンプは現在27歳。内外野を守れるユーティリティ性と昨季出塁率.351をマークした出塁能力の高さで、アストロズにとって貴重な戦力となっていたが、今季はバッティングに粗さが目立ち、日本時間7月27日にDFAとなった。今季ここまで66試合に出場して打率.227、7本塁打、17打点、4盗塁、OPS.725をマークし、すでに本塁打数の自己記録を更新。カブスもアストロズ同様に充実した野手陣を抱えるチームだが、二塁と外野3ポジションを守ることのできるユーティリティ性を武器に生き残りを目指す。

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