【トレード】ナショナルズが救援左腕・エリアスを獲得

ナショナルズがダニエル・ハドソンの獲得に続いて、ブルペンのさらなる補強に成功した。日本時間8月1日、関係者がMLB公式サイトに伝えたところによると、ナショナルズはマイナーの投手2人とのトレードで、マリナーズから救援左腕のロエニス・エリアスを獲得したようだ。今のところ、両球団からの正式発表は行われていない。

現在30歳のエリアスは今季がメジャー6年目。マリナーズ復帰2年目となる今季はクローザーを務め、ここまで44試合に登板して4勝2敗、14セーブ、1ホールド、防御率4.40をマークしている。メジャーデビューを果たした2014年には29試合に先発して10勝を挙げた実績もあり、クローザーのみならず、ロングリリーフ、対左打者用のワンポイントなど、様々な役割を任せることのできる投手である。ナショナルズのデーブ・マルティネス監督の投手起用に幅を持たせる存在となりそうだ。

一方、エリアスの対価として、マリナーズには左腕のテイラー・ギルボーと右腕のエルビス・アルバラードが移籍することが報じられている。ギルボーはMLB公式サイトのプロスペクト・ランキングでナショナルズの15位にランクインしている26歳の左腕であり、今季はAA級とAAA級で合計34試合に登板して3勝2敗、防御率2.89をマーク。アルバラードはドミニカ共和国出身の20歳の右腕(元外野手)であり、今季はルーキー級で7試合(うち2先発)に登板して2勝2敗、防御率6.00という成績を残している。

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