日生がシェタンG 傘下生保と提携し市場参入へ 日本生命(以下日生)が、ミャンマーの民間保険会社である「グランド・ガーディアン・ライフ・インシュアランス」(Grand Guardian Life Insurance Company Limited:GGLI)の株式35%を取得することで合意した。

日本生命(以下日生)が、ミャンマーの民間保険会社である「グランド・ガーディアン・ライフ・インシュアランス」(Grand Guardian Life Insurance Company Limited:GGLI)の株式35%を取得することで合意した。

日生がシェタンG 傘下生保と提携し市場参入へ

日本生命(以下日生)が、ミャンマーの民間保険会社である「グランド・ガーディアン・ライフ・インシュアランス」(Grand Guardian Life Insurance Company Limited:GGLI)の株式35%を取得することで合意した。同社の現地担当責任者の桑畠滋氏によれば、現在、ミャンマー金融当局へ認可申請中だという。
日生は、ミャンマー有力財閥の1つであるシェタングループ(Shwe Taung Development Co Ltd)傘下のGGLIの株式を保有することになり、今回の株式取得により、GGLIは「グランド・ガーディアン・ニッポンライフ・インシュアランス」に社名変更する。
日生はGGLIの株式35%を約23億円で取得し、金融当局の認可を受けたあと本出資手続きに入り、今年10月ころまでに手続きを完了する予定だという。
この提携を主導してきた同社の「Nippon Life Asia Pacific Pte Ltd」の市場浩司CEOによると、「これまでいくつかの企業との提携を模索してきたが、やはりシェタングループの強固な事業基盤やブランド力は魅力で、先方様も当社が持つ生命保険ビジネスの経験やノウハウを生かした相乗効果を期待なさったようです。」と語った。
ミャンマーの生命保険市場は2013年に民間企業の営業が開始され、規制上、100%出資による参入以外の外資企業の出資上限は35%となっているが、今後長期にわたり成長が見込めるマーケットだ。

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