中学全教科で平均以下 全国学力テストで本県

 文部科学省が31日に結果を公表した2019年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)で、本県の公立小中学校の平均正答率で全国平均を上回ったのは小学国語だけだった。小学算数と中学校の国語、数学、英語は全国平均をやや下回った。県教委は「全国平均を下回った教科が多く、これまでの施策が十分に成果につながっているとは言い難い結果。しっかりと受け止め改善していきたい」としている。 テストは小学6年と中学3年を対象に4月に実施。県内では県立、市町村立校(小学235校、中学130校)の児童生徒約1万9千人が対象となった。

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