ミャンマー初の「太陽光発電所」稼動 この国初の太陽光発電所である「ミンブー太陽光発電所」が第1段階の開発を終えて発電を開始し、国内送電網に追加された。

この国初の太陽光発電所である「ミンブー太陽光発電所」が第1段階の開発を終えて発電を開始し、国内送電網に追加された。

ミャンマー初の「太陽光発電所」稼動

この国初の太陽光発電所である「ミンブー太陽光発電所」が第1段階の開発を終えて発電を開始し、国内送電網に追加された。
ミャンマー北部マグウェーのミンブー郡に建設されたこの発電所は、「Green Earth Power」が建設・運営・譲渡(BOT)方式の契約により開発。総容量が170MW、年間3億5,000万kWhを発電し、約21万世帯に電力供給が可能だという。
最初の3段階の建設では、それぞれ40MWの発電能力が追加され、4番目と最後の段階では50MWが追加される。第1段階の完了で、40Mwの電力が生産されている。
現在、ミャンマーの人口6,000万人のうち、3分の1しか電力網に接続されておらず、都市では、ひんぱんに停電が発生している。
世界銀行は、2030年までに電力消費量が年率で11%増加すると予測。このため政府は発電量を3倍にする必要を迫られている。
そのために、政府は年間20億ドルを投資する必要があるとの見解を示している。ちなみに政府は、2019年12月までに人口の50%、2030年までに100%に電力を供給することを約束している。

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