特色ある公園づくり推進魚津 基本方針策定し村椿市長が説明

「魚津市パークマネジメント基本方針」などについて説明する村椿市長=市役所

 魚津市は27の都市公園を対象にした「市パークマネジメント基本方針」を策定した。村椿晃市長が1日の定例記者会見で、「市民ニーズを把握し、利用してもらえる特色ある公園づくりを進める」と説明した。本年度中に各公園個別のプラン作りに着手し、来年度以降に具体的な取り組みを始める予定。

 魚津総合公園と魚津桃山運動公園、早月川緑地、24街区公園が対象。魚津総合と魚津桃山を除き利用は減少傾向で、施設の老朽化に伴う安全確保や管理コスト縮減も課題になっている。

 公園を「地域の魅力と価値を高める場」と位置付け、人々の交流を生み、地域への愛着と誇りを育む場にすることを目指す。

 世代によって異なるニーズを踏まえ、子ども用遊具を充実させたり、健康遊具をそろえたりするなど公園ごとに特色を持たせる。近接立地している類似公園の役割を分担し、管理運営面で住民組織や民間事業者との連携を進める。

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