6日に開幕する第101回全国高校野球選手権大会に出場する高岡商ナインの壮行会が2日、同校で開かれた。ナインは熱い応援を受けて気持ちを高め、甲子園へ出発した。
壮行会では生徒が大きな拍手で迎える中、ナインと吉田真監督らが体育館に入場。宮岸毅校長が「練習の成果を遺憾なく発揮してほしい」とあいさつし、林誠一県高野連会長、高橋正樹市長らが激励の言葉や祝辞を述べた。
生徒会長の太田優美さん(3年)が「高商全員で戦い、目標の日本一になりましょう」と激励し、応援部は応援歌や校歌でエールを送った。
選手を代表して森田朝陽主将が謝辞を述べ、「持てる力を出し切り、一戦一戦全力で戦う」と意気込んだ。
午後4時15分ごろ、一行は大阪市内のホテルにバスで到着し、ホテルスタッフの歓迎を受けた。2学年上の主務だった室永天(そら)さん(19)が京都から駆け付け、森田主将ら3年生に激励の言葉を掛けた。
3日は午前中に甲子園球場で練習を行い、午後に大阪市のフェスティバルホールで組み合わせ抽選会に臨む。