泳がせで7キロのアカナー

 7月24日、とにかく大物を釣りたくて、釣り仲間2人と本島北部の磯へ釣りに出掛けたサンノリースタッフの當山正宙さん。

 午前7時から釣りを開始。一緒に行った仲間が釣ったグルクンを餌(えさ)に、足下に垂らしていると午後1時にいきなり竿(さお)を引き込むアタリ。渾身(こんしん)の力でアワセを入れると、異変に驚いた魚は根に向かって走った。ここでラインを出したら、根ズレで切られてしまうと判断した。リールをゴリ巻きで魚を根から引き離すと、一気に海面まで浮かせた。これが7キロのアカナーで、泳がせ釣りで釣った初めての大物。強烈な引きを味わってしまった當山さん、さらなる大物を狙っての釣行はこれからも続く。

 28日、熱田漁港を会場に公益財団法日本釣振興会沖縄県支部と北中城村青年部の共催で行われた「わくわくファミリー釣り大会」には200人近くのファミリーが参加して、家族の絆を深めた。初心者のための釣り教室のほか、海上保安庁による安全指導やタマンの稚魚3千匹の放流も行われた。主な結果は次の通り。

▽1位 小橋川ファミリー 2.55キロ マクブ

▽2位 比嘉ファミリー 1.71キロ タマン

▽3位 友利ファミリー 0.77キロ ミーバイ

 (おきなわ釣王国社・仲栄真修)

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