横浜M、サポーターを8試合入場禁止に 浦和戦でトラブル

 サッカーJ1の横浜F・マリノス(横浜M)は2日、リーグ第19節・浦和レッズ戦(7月13日・日産スタジアム)で一部サポーター同士のトラブルがあったとして、横浜Mサポーター1人を8試合の入場禁止にするなどの処分を発表した。公式サイトを通じ、「両クラブのファン、サポーターの皆さまをはじめ、サッカーを愛する大変多くの方々に対し、ご迷惑とご心配をおかけしましたこと、あらためて深くお詫び申し上げます」と陳謝している。

クラブによると、横浜Mサポーターが緩衝エリアに侵入し、浦和サポーターともみ合いになった。一方、浦和サポーターもルールに反する形で横断幕を掲出したとしている。いずれも、Jリーグなどが定める試合運営管理規定に違反するとして、横浜M側は侵入を主導したサポーター1人に8月31日までの公式戦8試合の入場禁止処分を科したほか、トラブルに関与した40人を厳重注意とした。浦和サポーターへの対応は浦和側が発表するという。

再発防止策として、【1】ホームゲーム実施におけるクラブ内運営体制の見直し【2】危険度に応じた緩衝エリアの警備体制の見直し【3】ビジタークラブに対し、ビジターサポーターへのルールの周知徹底協力の依頼―を挙げ、「『安心・安全で快適なスタジアム』の実現を目指し、今後はより一層ファン、サポーターの皆さまにとって魅力あるスタジアムづくりに努めてまいります」としている。

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