大輪アサガオ、通り彩る 福光新町できょうからまつり 美しさ競う奉納展も

大小のアサガオで彩られた通り

 南砺市福光新町の「新町あさがおまつり」が3日、同所の新町通りで始まる。住民総出で丹精込めたアサガオを商店や民家の軒先に並べるほか、珍しい大輪アサガオの美しさを競う「奉納あさがお展」もある。既に通りは花に彩られており、買い物客らを楽しませている。 (福光・城端支局長 湯浅晶子)

 福光新町商店会(川合登茂子会長)が商店街活性化を目的に開き34回目。約300メートルの通りに、涼しげな風鈴と住民が育てた色とりどりのアサガオを並べる。コンサートや雑貨販売なども予定している。

 奉納展は、花の直径が20センチを超える希少な大輪アサガオの栽培で、全国トップレベルの技術を誇る地元の南砺あさがお会(森田光正会長)が開く。通りにある神明宮境内に盆栽風に仕立てた鉢などを約80点並べ、美しさを審査する。

 2日は神明宮境内で、会員らが準備を進めた。森田会長は「県内唯一の展示。アサガオの“聖地”にぜひ足を運んでほしい」と話している。

 アサガオの見頃は午前9~10時ごろ。まつりと奉納展はいずれも4日までで、共に北日本新聞社後援。

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