カブスがブリュワーズに連勝 復帰のハメルズが好投

【ブリュワーズ1-4カブス】@リグリー・フィールド

ナ・リーグ中部地区で熾烈な優勝争いを繰り広げる2位カブスと3位ブリュワーズの直接対決3連戦の第2戦は、カブスが終盤に勝ち越しに成功し、前日に続いてブリュワーズを破った。故障者リストからの復帰戦となったカブス先発のコール・ハメルズは、5回74球を投げて4安打無失点と安定したピッチングを披露。6回表に2番手のデービッド・フェルプスが同点タイムリーを浴びたものの、その他の5人のリリーバーもブリュワーズ打線を2安打無得点に封じる好投を見せた。カブス4番手のローワン・ウィックがメジャー初勝利、7番手のクレイグ・キンブレルが今季9セーブ目をマーク。ブリュワーズ3番手のジュニア・ゲラが今季3敗目(3勝)を喫した。

2回裏にブリュワーズ先発のジオ・ゴンザレスの暴投により1点を先制したカブスは、ハメルズの好投もあり、5回終了時点で1点をリード。しかし、2番手のフェルプスが6回表に二死一・二塁からライアン・ブラウンにタイムリーを浴び、同点に追い付かれた。7回裏のカブスは、3番手のゲラからアルバート・アルモーラJr.がレフトへの12号ソロを放ち、勝ち越しに成功。8回裏には、ハビアー・バイエズのタイムリーとアルモーラJr.の犠牲フライで貴重な2点を追加した。ブリュワーズに連勝したカブスは、3位とのゲーム差を3に広げた一方、首位カージナルスにゲーム差なしに接近。カージナルスの試合結果次第では、地区首位に浮上する。

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