ナインが甲子園練習 高岡商

シートノックで二塁へ送球する捕手の石黒優希=甲子園球場

 6日開幕の第101回全国高校野球選手権大会に県代表として出場する高岡商は3日、甲子園球場で練習を行い、土の感触や球場の広さなどを確認した。

 各校への割り当て時間は20分で、高岡商ナインはグラウンドに一礼した後、ベースランニングとシートノックを行った。投手陣4人は順番にマウンドに上がり、10球程度ずつ投げ込んだ。

 エースの荒井大地は「バックネット裏のスタンドが広いので捕手が近くに感じた。傾斜は投げやすかった」と言い、左翼手の藤井康平は「風が強いのと、ポール際のフェンスのクッションボール処理に気を付けないといけない」と話した。

 昨夏も出場した主将の森田朝陽は「もう一度ここに来られて良かった。チームメートも緊張がなく、いい感じだ」と、安心した表情を見せた。

 4日は大阪府の関西創価高校で練習を行う。

マウンドの感触を確認しながら投げ込む荒井大地
2番手投手として期待される堀裕貴は帽子を飛ばして力強く投げ込んだ
本塁へ送球する一塁手の菅澤陸
二遊間は併殺プレーを確認した
ノックを受ける外野陣
練習前、記念写真に納まる選手ら

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