県、整備工法見直し検討 硫黄山周辺の県道新ルート

 霧島連山・硫黄山(1317メートル)の噴火活動の影響で一部区間が通行止めとなり、県が新たな道路(約500メートル)整備を進めている県道小林えびの高原牧園線(県道1号)の工事予定地内に、地中の火山ガス濃度が立ち入り禁止規制値を上回る箇所があることが県の調査で分かった。整備区間の一部で掘削を計画していた県は工法の見直しを検討中で、新ルートの供用開始時期はめどが立っていない。

© 株式会社宮崎日日新聞社