横浜Mの日本代表DF畠中らトークショー 04年以来のリーグVへ自信

 サッカーJ1横浜F・マリノスのDF畠中槙之輔、MF喜田拓也、GK朴一圭の主力3選手が4日、京急線上大岡駅の商業施設「ウィング上大岡」で行われたトークショーに出演し、日本代表の畠中は「ことしはタイトルを取れる位置にいる。残り試合を全部勝つつもりで戦いたい」と、集まった約300人のファンらに2004年シーズン以来のリーグ制覇を約束した。

 チームは同日現在で12勝3分け6敗の勝ち点39で3位につけている。主将の喜田は「これまで以上にチームのために動ける人がそろっている。試合に出る人も出られない人も、みんながチームのためにやれている」という結束力の強さを好調の要因に挙げ、「今の順位にいるのも自分たちの力。これから厳しい戦いしか待っていないと思うけれど、今のチームなら乗り越えられる」とシーズン終盤の優勝争いへ自信を見せた。

 トークショーでは、7月27日に行われた世界的な強豪、マンチェスター・シティー(イングランド)との試合にも触れた。畠中はベルギー代表のMFデブルイネの名を挙げ「異次元でした。トップスピードの中でも正確なパスが出てくるので、守る方としてはやりずらかった」と振り返り、朴は「シンプルに足が速くて身体能力も桁違い。最初は正直、だいぶビビってました」と明かした。

 このほか、休日の過ごし方や仲のいい選手などの話題で盛り上がり、来場した小学生の質問にも笑顔で答えていた。

 トークショーの模様はtvkの応援番組「キックオフF・マリノス」(9日午後10時~)でも放映予定。

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