第101回全国高校野球選手権大会に出場する県代表の高岡商は4日、大阪府交野市の関西創価高校で練習し、6日の初戦で対戦する石見智翠館(いわみちすいかん)(島根)の左投手対策に取り組んだ。
フリー打撃では左投げの打撃投手と左投げの球の軌道に合わせた投球マシンを配置し、各打者が快音を響かせた。
ナインは相手エース左腕の迫広佳祐の映像を見たと言い、右打者の石黒和弥は「真っすぐの切れと緩急で勝負してくるタイプ。高岡第一の木村(太哉)投手に似ている」と話した。4番堀裕貴は「特別意識することなく、いつも通り臨めれば大丈夫」と自信をのぞかせた。
3日の組み合わせ抽選会で初戦の日時が決まった後、吉田真監督は「コンディショニングが一番大事」と話した。この日はこまめに休憩を取り、選手は水分や塩分の補給に努めた。
5日は午前に甲子園球場で開会式のリハーサルがあり、午後から練習を行う。