インディアンス・ビーバー 今季3度目の完投勝利

【エンゼルス2-6インディアンス】@プログレッシブ・フィールド

インディアンスは、先発のシェーン・ビーバーがエンゼルス打線に連打を許さず、また、四球も与えない安定感抜群のピッチングを展開。4回表のアルバート・プーホルスのタイムリー、7回表のコール・カルフーンの25号ソロによる2点のみに抑え、107球で9イニングを投げ抜いて今季3度目となる完投勝利をマークした(今季11勝目、以前の2度の完投はいずれも完封)。一方、敗れたエンゼルスは、先発のハイメ・バリアがインディアンス打線に3本のアーチを浴び、4回途中3失点で今季5敗目(4勝)。リリーフ陣もピリッとせず、反撃ムードを作ることができなかった。

初回にオスカー・メルカドの9号ソロで先制したインディアンスは、3回裏にフランシスコ・リンドーアに20号ソロが飛び出して2点目。4回表にプーホルスのタイムリーで1点を返されたが、4回裏にジェイソン・キプニスが11号ソロを放ち、再びリードを2点に広げた。5回裏には3番手のJCラミレスからキプニスが2点タイムリーを放って4点リードとなり、7回表にカルフーンの25号ソロで3点差に詰め寄られたものの、8回裏にはリンドーアの犠牲フライでダメ押しの6点目。ビーバーは、7回表一死からカルフーンに被弾したあと、打者8人をパーフェクトに抑え、今季メジャー単独トップとなる3度目の完投を達成した。なお、エンゼルスの大谷翔平は、空振り三振、ショートゴロ、セカンドゴロ、見逃し三振で4打数ノーヒット。今季の打率は.287となった。

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