きょう5日も全国的に気温が高く、東・西日本の内陸を中心に猛烈な暑さとなっている。
午後2時半までの最高気温は、岐阜県多治見市38.2℃、山梨県甲州市と兵庫県神崎郡福崎町で38.0℃、岐阜県美濃加茂市と愛知県豊田市で37.7℃、福井県小浜市で37.6℃など。
あす6日(火)も東・北日本で気温が高く、東日本の内陸では35℃以上の猛暑日となりそうだ。
南西諸島や西日本を中心に、向こう2週間程度は暖かい空気に覆われやすい見込み。一時的に太平洋高気圧が弱まり、気温が平年並みとなる日や地域もあると予想されるが、基本的には気温の高い状態が続きそうだ。
特に11日(日)頃からは、沖縄・奄美、西日本、東海で気温が平年よりかなり高い見通し。このため、気象庁はこれらの地域に「高温に関する早期天候情報」を発表して、農作物の管理に注意するよう呼びかけている。
また、熱中症の危険が高い状態も続くため、引き続き健康管理等に注意が必要だ。人の移動が多い時期と重なることもあり、レジャー施設や自家用車の車内など、直射日光により急激に温度が上昇するような場所では、特に高齢者や乳幼児の体調変化に十分注意する必要がある。
■早期天候情報とは
原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。