ダルビッシュ好投で4勝目 カブスが3連戦をスイープ

【ブリュワーズ2-7カブス】@リグリー・フィールド

前日、地区首位に返り咲いたカブスは、先発のダルビッシュ有が5回93球を投げて被安打5、奪三振8、無四球、失点1という安定したピッチングを披露。1回表にクリスチャン・イェリッチに先制の37号ソロを浴びたものの、マウンドを降りるまで失点をこの1点のみに抑え、今季4勝目(5敗)をマークした。また、カブス投手陣はこの試合で四球を1つも与えずに15個の三振を奪ったが、これはチームとしては2002年7月30日(現地時間)のパドレス戦で16奪三振&無四球を記録して以来。さらに、7試合連続の8奪三振以上&2四球以下は、1908年以降ではメジャー歴代タイ記録となっている。

イェリッチの一発でブリュワーズに先制を許したカブスは、直後の1回裏にジェイソン・ヘイワードの17号先頭打者アーチで同点。2回裏にはヘイワードのタイムリー三塁打とニコラス・カステヤーノスのタイムリーで2点を勝ち越した。その後も、5回裏にカイル・シュワーバーの25号ソロで1点、6回裏にヘイワードのショートゴロの間に1点、7回裏にトニー・ケンプの犠牲フライとデービッド・ボーティのタイムリーで2点と着実に加点。ブリュワーズの反撃をトレント・グリシャムの1号ソロによる1点のみに抑え、7対2で勝利した。カブスはこれで本拠地リグリー・フィールドでのブリュワーズ3連戦をスイープ。敗れたブリュワーズは、先発のエイドリアン・ハウザーが5回4失点で今季5敗目(4勝)を喫した。

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