氷見市久目地区の「防犯・交通ニジマスつかみどり大会」は5日、同市見内の上庄川で開かれ、久目小学校の児童24人が水しぶきを上げて魚を捕まえた。
魚が逃げないよう、川の上流側と下流側に約20メートルの間隔でそれぞれ網を張り“会場”を設営。養殖のニジマス約350匹を放した。
水深は浅く、児童は歓声を上げて魚を追い掛けた。5年生の名内綾(りょう)さんは「捕まえるのは難しかったけど、水が気持ちよかった」と話した。
地域の自然や住民と触れ合うことで子どもたちに郷土を愛する心を育んでもらおうと、氷見署速川駐在所久目地区連絡協議会(増田秀昭会長)が毎年開き23回目。来春、義務教育学校「西の杜(もり)学園」に統合される久目小としては最後の大会となった。