富山駅を季節の草花で彩る「とやまエキナカデコレーション」が6日、同駅南北自由通路で始まり、富山市の草花として指定されているヒマワリ120本で演出された色鮮やかな空間が駅利用者らを楽しませている。9日まで。
市が毎年企画。市緑を育てる推進員が6月から市内の城東ふれあい公園で育てたヒマワリを使い、池坊華道会富山中央支部の上田純峰さん(同市水橋中村町)が、講師を務める教室の生徒10人と飾り付けた。
「ビンセット」「サンマリーノ」の2種類のヒマワリをステンレスの花器に生けた。青空が描かれた高さ約2メートルの木枠内にドウダンツツジの枝葉や寒冷紗(かんれいしゃ)という布を垂らし、涼しい木陰を演出した。駅利用客が足を止めて見入り、写真を撮る人もいた。