レッズ・カスティーヨが13Kの快投 大谷は代打で三振

【エンゼルス4-7レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

レッズは、先発のルイス・カスティーヨが自己最多となる13個の三振を奪う快投を披露。7回119球を投げて被安打3、与四球1、失点2(いずれもソロ本塁打)という安定感抜群のピッチングで今季11勝目(4敗)をマークした。決め球のチェンジアップを武器にエンゼルス打線を翻弄し、女房役のタッカー・バーンハートは「彼と一緒にテレビゲームをしているような感覚だった」とエース右腕の快投を称賛。一方のエンゼルスは、オープナーを務めたテイラー・コールが1回5失点の大炎上で今季3敗目(1勝)を喫し、この試合がデビュー戦となった2番手のパトリック・サンドバルの5回3安打2失点の力投も実らなかった。

初回にアリスティデス・アキーノのタイムリー、ホゼ・イグレシアスのタイムリー二塁打、ニック・センゼルの2点タイムリー、ホゼ・ペラザのタイムリー二塁打で一挙5点を先制したレッズは、2回裏にもサンドバルの暴投により1点を追加。先発のカスティーヨが3回表にルイス・レンヒフォの4号ソロ、6回表にマイク・トラウトの37号ソロでそれぞれ1点を失ったものの、7回裏には3番手のルイス・ガルシアの暴投により1点を追加し、リードを5点に広げた。最終回にエンゼルスの反撃に遭い、4番手のデービッド・ヘルナンデスがブライアン・グッドウィンに10号2ランを浴びて3点差に詰め寄られたが、最後は二死一塁の場面で登板した5番手のライセル・イグレシアスが代打の大谷翔平を空振り三振に仕留めて試合終了。イグレシアスには今季22セーブ目が記録された。

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