県内の小学4~6年生が共同生活を送る「夏合宿こども冒険塾」が6日、高岡市で始まった。県内各地の46人が、市二上まなび交流館を拠点に11日まで5泊6日の日程で野外活動や工芸体験を楽しむ。
異年齢生活体験推進事業として、児童の自主性や協調性を育てようと同館が県の委託を受け実施した。
初日はクルン高岡で開会式を行った後、参加者は8班に分かれ、市内を巡りながら同館を目指す「高岡探検ハイク」を行った。子どもたちは市中心部で開かれている「高岡七夕まつり」の会場や高岡大仏に設けられたチェックポイントを回った。炎天下の中、子どもたちは「暑いけど頑張るぞー」と互いに声を掛け合いながらゴールを目指した。
期間中は、市万葉歴史館の見学や星空観察などを行う。冒険塾は8月中に黒部、砺波、富山の3市でも行われる。