北陸3県とJR西日本金沢支社、北陸経済連合会でつくる「北陸三県修学旅行誘致推進プロジェクト」が首都圏の中学校長らを招いた現地研修会は6日、県西部で行われた。
同プロジェクトは2016年にスタートし、首都圏からの修学旅行誘致に取り組んでいる。研修会は関東地区公立中学校修学旅行委員会に所属する校長ら14人が参加し、4日から2泊3日で実施。5日までに福井、石川両県を訪れた。
一行は6日、氷見市漁業文化センターや五箇山を訪問。高岡市の鋳物メーカー「能作」では作業場を見学し、鋳物製作を体験した。茨城県から参加した中学校長、富島進さん(56)は「北陸での体験は新鮮で、生徒たちにとっていい勉強になりそう。価格や時間にも無理がなく、いい印象を持った」と話した。