滑川の中学生らハンガリーの劇団鑑賞 世界こども演劇祭プレ公演

ユーモラスに演じるハンガリーの劇団員

 2020年とやま世界こども演劇祭のプレ公演が6日、滑川市地域交流センターで始まり、市内の中学生ら約200人が演劇や日本舞踊を楽しんだ。

 演劇祭は2年おきに世界各地で開かれ、県内では2000年以来。20年8月18日から22日まで、国内外の95団体(うち海外15団体)がステージに立つ予定。

 プレ公演では、ハンガリーの劇団「プレイヤーズ・スタジオ・デブレツェン」が、アンデルセン童話を翻案したオリジナル演劇「みにくいあひる」を披露した。出演者は全て日本語で、時折富山弁も交えながらユーモラスに演じた。

 富士原文以千乃社中(華糸の会)が邦楽、藤間松山社中が日本舞踊をそれぞれ披露した。

 プレ公演は9日まで、射水、南砺、朝日、高岡の各市町でも行われる。県、県教委、県芸術文化協会、北日本新聞社などでつくる実行委主催。

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