日銀の武田吉孝金沢支店長が6日、就任あいさつで北日本新聞社を訪れ「現地を訪れ、経営者たちから直接話を聞くことを大事にしたい。北陸には強みがあり、できる限り地域経済のサポートをしていきたい」と抱負を述べた。
米中貿易摩擦などによる世界的な景気減速傾向について「北陸の企業にも影響はあるが、それは世界に通じる取引をしているということ。十分に底力がある地域だ」とした。
「富山は関東や中京、関西に行き来しやすく、県内もコンパクトにまとまっている。地の利があり、ものづくりがしっかりとしている。人口以上に力がある」と話した。