「しまばらん展」開幕 ゆるキャラ誕生の原案も 島原、15日まで 10日に作者・小西さん来場

4こま漫画の原画などを観覧する子ども=島原市、サンプラザ万町

 長崎県島原市のゆるキャラ・しまばらんの資料などを公開する「しまばらん展」が7日、島原市万町のサンプラザ万町で始まり、家族連れなどでにぎわっている。入場無料。
 市主催。しまばらんは、大ヒット漫画の妖怪ウォッチの作者として知られる島原出身の漫画家、小西紀行さんが、市の名物「かんざらし」をモチーフにデザインした。
 会場には、しまばらん誕生までの原案やデザイン画、2017年5月から市の広報誌に掲載中の4こま漫画全23話や、原画など約100枚のパネルが並ぶ。
 小西さんの長女で、帰省中の小学4年、加恋さん(9)も訪れた。「父の作品は普段読んでいるが、苦労して描いているのがわかった」と感想を話した。
 10日には小西さんが来場。特別イベントの開催や、しまばらん限定グッズの販売も予定。同展は15日まで。

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