報奨金制度でレポート 協会けんぽ富山支部 事業所別に発行

 全国健康保険協会(協会けんぽ)富山支部は7日、健康増進の取り組みによって各都道府県支部の保険料が軽減される「インセンティブ(報奨金)制度」で、評価指標となる数値を記したレポートの発行を始めたと発表した。希望のあった事業所などに配る。

 富山支部独自の取り組み。数値を「見える化」して各事業所に現状を自覚してもらい、健康経営への意識を高めてもらう。

 同制度は2018年度に導入。特定健診の受診率など5指標で各支部を評価し上位23支部に報奨金を与え、保険料率を引き下げる。

 18年度実績は今後発表される。17年度は富山支部が全国16位、1位は福井支部だった。

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