ワインに氷を入れて飲むのは邪道ではない! 夏にぴったりの氷を入れても美味しいスパークリングワインを紹介 ラジオ関西『ばんばひろふみ!ラジオDEしょー!』

ワインプロデューサーの大西タカユキ氏が、夏にぴったりな、氷を入れても美味しいスパークリングワイン「プラ・デル・レ プロセッコ ミレジマート ブリュット」を紹介(写真:ラジオ関西)

 ラジオ関西『ばんばひろふみ!ラジオDEしょー!』(毎週水曜10:00-13:00放送) の第1水曜日に放送している“おーみんのワイン大楽”のコーナーでは、ワインプロデューサーの大西タカユキ氏がおすすめのワインを紹介している。8月7日の放送でピックアップしたのは、夏にぴったりな、氷を入れても美味しいスパークリングワイン「プラ・デル・レ プロセッコ ミレジマート ブリュット(Prà del Re Prosecco Millesimato Brut)」だ。

 ワインに氷を入れて飲むのは邪道だと思うだろうか。実は氷を入れるのに適したワインがある。ワインに氷を入れ、温度が下がった場合、味には次のような変化がある。

 まず、ワインの酸味は、温度が下がることによって、より引き締まり、美味しくなる。逆に温度が高いワインは酸っぱくなってしまう。続いて、ワインの渋みは、温度が下がるとより渋みが増し、飲みにくくなる。最後に甘味は、温度が下がると少なくなり、すっきりして美味しくなる。常温の方が甘いということだ。以上の特長から、氷を入れ冷やして飲むには、甘酸っぱいワインがおすすめなのだ。

 ちなみに上記の理由で、赤ワインは冷やさずに飲むのが適している。また、デザートワインなどは冷やすと、甘味が増し、美味しく飲むことができるという。

 甘酸っぱいワインのなかから大西タカユキ氏が紹介したのが、「プラ・デル・レ プロセッコ ミレジマート ブリュット」というスパークリングワイン。プラ・デル・レは“王様の庭”という意味である。

 特長的なのは、3Dでスタイリッシュなワインラベル。プロセッコ(イタリアのブドウの品種)の聖地、ヴァルドッビアデーネ村に1971年に設立されたワイナリーで、3代目のマッシモ・チプリアン氏が「ワインは、食卓を楽しくするためのものなので、視覚から得られる喜びやイマジネーションも大切にしたい」という想いを込めて作った。

氷を入れたスパークリングワインにご満悦の、ばんばひろふみ(写真:ラジオ関西)

 実際に放送中のスタジオでは氷を入れないものと、氷を入れたものを飲み比べた。番組パーソナリティーのばんばひろふみは「甘酸っぱい青春の香り。氷を入れるとより涼しげで飲みやすい」と感じたという。細長いフルートグラスは泡を楽しむためのものだが、あえて大き目のワイングラスに大きめの氷を入れると、より見た目にも涼し気。ピクルスや、漬物、またサラダなどの冷たい食べ物にもよく合う。

3Dでスタイリッシュなワインラベルが特長のスパークリングワイン「プラ・デル・レ プロセッコ ミレジマート ブリュット」(写真:ラジオ関西)

「プラ・デル・レ プロセッコ ミレジマート ブリュット」
【産地】イタリア・ヴェネト州
【味わい】白(スパークリング)・ほのかに甘みを感じるやや辛口
【品種】グレラ100%(ヴェネト州トレヴィーゾの単一区画)
【特長】一口目はほのかな甘さを感じ、フルーティーな酸味がとても心地よく、とてもバランスが良い味わい チャーミングなキャラクターで、何と言っても3Dラベルが不思議すぎる!

 ワインというと敷居が高いイメージがあるという人もいるだろうが、この夏はワインに氷を入れて、身近に家庭でも楽しんでみてはいかがだろうか。

 なお、10月には大西タカユキ氏が主宰するイベントも開催される。「おーみん独立8周年記念ワイン祭り ワインの楽宴2019∞hatch」は、10月6日(日)12時開場。会場はホテル ユニバーサル ポート ヴィータ3Fの「ヴィータ ダイニング ソリス グラーディア」。当日が6,500円、前売が6,000円、ノンアルコール割は3,000円。(https://winedaigaku.com/calendar/2587702

 また、番組で紹介したワインは、大西タカユキ氏がプロデュースするインターネットショップ「LEMON TAGE」(http://lemon-tage.com/)で購入することもできる。(※「LEMON TAGE」は、あえてワインのプロではなく、ワインが大好きな一般の方=公式レビュアーが自分の気に入ったアイテムだけを紹介する、レビュー記事を中心としたワインのインターネットショップ)。

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