古都の夜彩る、ぼんぼり 鶴岡八幡宮

ぼんぼりで彩られた境内=鶴岡八幡宮

 鎌倉の夏の風物詩「ぼんぼり祭」が7日、鶴岡八幡宮(鎌倉市雪ノ下)で始まった。日没とともに大小約400基に明かりがともり、境内は幻想的な雰囲気に包まれた。

 同祭は1938年に始まり、今年で81回目。海水浴後、境内にも足を運び、古都の文化に親しんでもらうのが狙いで、鎌倉や鶴岡八幡宮にゆかりのある著名人らが書画を寄せることでも知られる。

 今回は国際アンデルセン賞作家賞を受賞した市内在住の児童文学作家・角野栄子さんや横浜DeNAベイスターズのアレックス・ラミレス監督らの作品がお目見えした。9日まで。点灯はいずれも日没から午後9時まで。

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