グリエルが球団タイ8打点の大暴れ アストロズ大勝

【ロッキーズ3-14アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

アストロズは、7月以降絶好調のユリ・グリエルが球団タイ記録となる1試合8打点を叩き出す大活躍で打線を牽引。グリエルの活躍もあり、ロッキーズに14対3で大勝した。アストロズ先発のゲリット・コールは、今季13度目の2ケタ奪三振となる10個の三振を奪い、6回3安打2失点の好投で今季14勝目(5敗)をマーク。打線も7番アレドミス・ディアス以外が全員出塁し、12安打14得点の猛攻でコールを援護した。一方、敗れたロッキーズは、先発のピーター・ランバートが4回途中7安打9失点の炎上で今季3敗目(2勝)。2番手ヘスス・ティノーコ、3番手サム・ハワードも失点を重ね、14失点の大敗となった。

「6番・一塁」で先発出場したグリエルは、初回の第1打席で勝ち越しの23号3ランを放つと、3回裏一死満塁で迎えた第2打席ではライトへの犠牲フライで4打点目。4回裏二死満塁の第3打席では、レフトへ走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、3打点を追加した。6回裏一死満塁で迎えた第4打席では、ショートへの痛烈な当たりが併殺崩れとなって8打点目を叩き出し、球団タイ記録を樹立。8回裏二死一・二塁の第5打席では、球団記録更新が期待されたものの、残念ながらセカンドフライに倒れた。

1試合8打点は、本拠地ミニッツメイド・パークでの歴代最多記録となり、2007年のJ.R.タウルズに並ぶ球団タイ記録。また、1試合7打点以上を2試合で記録したのは、ジェフ・バグウェルに次いで球団史上2人目の快挙である。また、1試合8打点は1994年のホゼ・カンセコ、2015年のヤスマニ・グランダルと並ぶキューバ出身選手による歴代最多タイ記録となった。

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