〔交通死亡事故多発緊急事態〕7月下旬に急増 宮城県で3年ぶり宣言中(8/8~9/7)

宮城県内で7月19日から21日までの3日間に4件5人の交通死亡事故が発生するなど、極めて憂慮される事態であるとして、宮城県知事は8月8日、2016年10月以来約3年ぶりとなる「交通死亡事故多発緊急事態」を宣言しました。「一人一人の慎重な運転が命を守る 防ごう交通事故 死亡事故ゼロへ」をメインスローガンに、9月7日まで街頭活動や広報活動等の緊急対策を推進しています。
なお8日現在、宮城県内での2019年交通事故死者は計37人(前年同期比8人増)、うち65歳以上の高齢者は12人となっています。

【宮城県内での2019年交通事故死者数】(8月8日現在:速報値)
・ 1月: 5人(±0) うち高齢者5人(+2)
・ 2月: 4人(±0)      1人(-1)
・ 3月: 4人(-2)      1人(-4)
・ 4月:10人(+7)      2人(±0)
・ 5月: 2人(-2)      1人(-2)
・ 6月: 2人(-1)      0人(-1)
・ 7月: 9人(+6)      1人(±0)
・ 8月: 1人(±0)      1人

・5.94日に1人の割合(上期6.70日/下期3.9日)
・都道府県別:総数17位 増減数5位 増減率6位 人口10万人比28位
・年間死者数:2018年56人 17年51人 16年71人 15年66人 14年83人
 うち高齢者:   27人   33人   29人   30人   40人

※宮城県における「交通死亡事故多発緊急事態」宣言基準
・交通事故死者数が前年同期比10人増となったとき
・上記のほか、交通死亡事故の発生状況により特に必要と認めるとき

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