セールが8回13Kの快投 7年連続200奪三振を達成

【エンゼルス0-3レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

レッドソックスは、先発のクリス・セールが圧巻の奪三振ショーを展開。威力のある速球と切れ味鋭いスライダーを武器にエンゼルス打線を翻弄し、8回99球を投げて被安打2、奪三振13、無四球、無失点という快投でチームを勝利に導いた。2本塁打で3点を奪ったレッドソックスは、3対0でエンゼルスを破り、セールが今季6勝目(11敗)、2番手のブランドン・ワークマンが今季7セーブ目をマーク。一方、敗れたエンゼルスは、先発のディロン・ピータースが6回5安打3失点の力投を見せたものの、今季初黒星(2勝)となった。

2回裏にサム・トラビスの4号2ランで先制したレッドソックスは、5回裏にセールの女房役、サンディ・レオンの5号ソロで1点を追加。今日のセールには3点あれば十分だった。7年連続のシーズン200奪三振はウォルター・ジョンソン、トム・シーバー、ロジャー・クレメンス、マックス・シャーザー(ナショナルズ)に次いで史上5人目の快挙であり、レッドソックスでシーズン200奪三振を3度以上マークしたのもクレメンスとペドロ・マルティネスに次いで球団史上3人目。エンゼルス相手の快投により、球史にも球団史にも名を刻んだ。なお、エンゼルスの大谷翔平は、初回の第1打席で三塁線への二塁打を放ったものの、その後はセンターフライと見逃し三振。3打数1安打で今季の打率は.287となった。

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